小学校受験では偏差値を気にしないで!模試の偏差値と合格率は比例しない受験の謎

わこ
みなさまごきげんよう! 知育アドバイザーの わこです。

 

小学校受験に挑戦させたいと思ったとき、目指す学校の偏差値や模試の結果で自分の子供がどのくらい合格できる可能性があるかが、一番知りたいところだと思います。

今回は、小学校受験ではどのように偏差値が使われるのか、偏差値が出る模試の活用方法についてお話していきます。

 

小学校受験における偏差値とは?

小学校受験において偏差値のとらえ方にも特徴があります。

「偏差値」という言葉をみなさんはもうすっかり忘れていたことと思います。

私たち、親の世代が高校受験や、大学受験の時に嫌というほど知らされた、模試の結果、今のあなたのレベルなら、このランクの学校に入ることができます。もう少し努力したらこの一つ上のレベルの学校入ることができると判定され、目標値や志望校変更などに参考にされていたいやーな数値ですね。

偏差値とはすべての試験を受けた受験生の平均点を50とします。

そしてすべての受験生を分布で上位から下位までを振り分け、数値化されます。

 

小学校受験では偏差値が高いと難易度はあがるのか

小学校受験における偏差値とは、私たちが考えている偏差値とは視点が異なります。

偏差値が高い学校は難易度の高い学校だと思いますよね?でもそれは高校や大学受験でのお話です。

小学校をお受験するような家庭は間違いなく、お子さんへの教育が熱心な家庭です。

受験する子供も少しはワークに取り組んだり、もしくは幼児教室に通ったり、通信教育を受けるなど、何らかの準備をされているかと思います。

そんな意識の高い集団の中で偏差値を出そうとしても、平均値のレベルがそもそも高いので偏差値を出してもあまり参考にはなりません。

確かに人気のある小学校もあり、名門と小学校もあります。そのような学校は必然的にレベルが上がり、偏差値が高く出ている傾向があります。

 

人生初の模試、偏差値が低く出てしまった

受験生活をする中で、お子さんは人生初の模試を受けることもあるでしょう。

そして結果が出た時に、偏差値が出てきます。我が子をちょっと期待して送り出しているご両親は結果にがっかりすることも多いようです。

でも結果についてどちらかの親を責めたり、子供をしかったりしないでくださいね。

これはあくまでも平均値です。そしてその平均を出すにも、すでにレベルの高い集団の中での平均値なのです。

そして偏差値が高ければ合格するわけでもありません。

結果に一喜一憂することなく、次回の模試では少しでも上がっていればいい、そのような気楽な気持ちで結果を受け止めて頂けたらと思います。

 

小学校受験の模試を受ける意味があるのか

小学校受験では偏差値を気にしないなら、模試を受ける必要はあるのか、という疑問も生まれてくると思います。

模試を受ける意味はあります!

小さな子供です。何が起きるか想像もできないのです。

例えば、当日歯が抜けそうで口にずっと指を入れてしまい集中できない(わこは夢にまでこのシーンが出てきました・・・)とか、小学校の教室の掲示物に興味をもってしまい、お話を聞いてなかったなど、計り知れないハプニングが起こりうるのです。

そんな様々な誘惑にも負けないで、試験に集中するためには、親がどんなに言って聞かせてもまだ理解できる子は少ないのです。

 

模試をできるだけ経験する

それは経験を積むこと、試験会場という場慣れをすることです。

子供が、これが試験なのだと認識することや、鉛筆を持つタイミング、机に座ったり、列に並んだり指示を聞くこと、経験を積むには模試は最適です。

いつものお教室では、いくら厳しいクラスであっても、顔なじみのお友達と先生がいます。子供も緊張感の中でも比較的リラックスしてクラスに臨んでいることと思います。

しかし、模試となれば、外部の子供との関りもありますし、場所や雰囲気もいつもの教室とは異なります。この少しの緊張は本番に生かされます。

子供ながらに練習と本番を感じ、緊張していても泣かないでいつもの通りできるように場数を踏む必要があるのです。

 

経験した例と経験しない例

実際に経験した例と経験しない例で感じた2つのことをお知らせしますね。

わこの長女は長い期間はかかりましたが、親子共にめげずにお受験準備を整えて本番に臨みました。本人が試験終了後に帰り道で言ったことは、なんと「模擬試験だと思ってやってきた」ということでした。

本人は本番だと思わなかったイコール、緊張していなかったという彼女なりの表現だったのだと思います。それだけ、経験を積んだ証だと実感しました。

別の例では、これはお受験ではなく、長女の英検受験、本番会場での出来事です。

わこの長女はマークシートへの回答は漢検に続き2回目でした。そして自宅でマークシートの回答練習をして本番に臨みました。いわば経験を積んでいる状態です。

一方、となりの男の子はマークシートの練習をしてこなかったようで、この時点で試験に対して苦手意識が出てしまい、自分の誕生日すらマークできなくなってしまっていました。

せっかくたくさん勉強してきた本来の問題に取り組む前に、自分の中で焦りが出てしまったのです。

受験する小学校の試験方法はそれぞれで、多少は異なりますが、基本的な部分や、過去に行われてきた例を模試で体験することで本人の心に余裕がうまれ、持っている引き出しすべてを出し切ることができるようになります。

 

小学校受験では偏差値と合格率は比例しない

小学校受験は独特だとよく言われます。偏差値と合格率は比例しないというのはどういうことなのでしょうか。

模試をたくさん経験し、偏差値も上位だから、もう大丈夫、と思いがちですね。

中学受験の場合には、筆記試験の正解得点順でボーダーラインが設けられ合否が分かれます。親世代の受験のイメージとぴったり合いますね。

しかしながら、それは小学校受験には通用しないのです。

偏差値が高いから合格できるというわけではなく、総合力で合格するという受験が小学校受験となります。

 

ペーパーだけを仕上げても合格にたどりつけないの?

小学校受験ではペーパーとよばれる筆記試験を考慮する割合が低く、中にはペーパー試験のない小学校さえもあります。

ペーパーの準備は完璧。苦手分野も克服済という場合でも合格に近づいているわけではないことを肝に銘じて準備する必要があります。

わこの長女は、ペーパーは好きでしたのでたくさん取り組みました。しかし、何回か繰り返しているとその問題の答えを覚えていて、考えずに答えてしまうこともありました。

そして類似問題でも答えは違うのに、知っているものがあればそれを答えてしまっていました。

本番では同じ問題は出ないから、いつも新しい気持ちで聞いてねと何度かアドバイスしたこともあります。

 

ペーパー以外で合否を判断されるところ

小学校は何で合否を判断するかというと、行動観察や、運動、絵画、待っている姿勢、取り組む姿、など、お子様のすべてを見ているのです。

また、小学校受験は親の受験ともよく言われます。親子面接や、親と子、分かれてそれぞれの面接が実施されます。

そのほかにも願書を作成し、志望動機や子の長所、短所を記入してあらかじめ提出します。わこも我が子を売り込むために、何度も書き直して提出しました。

早くから、子供の特徴などをノートに書き込みをしておくことをおすすめします。

 

まとめ

受験と聞くと偏差値が高ければ合格できる!と思いがちですが、小学校受験ではあまり偏差値を気にすることはないということをお分かりいただけたことと思います。

重要なのは何より経験を積むことでお子様は本番で過度に緊張することなく自分の持っている知識をフル活用できるようにするということです。

 

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