小学校受験では多くの悩みがよせられますが、ご両親からの相談で一番多いのは面接についてです。
- 子供が変な回答をしてしまったらどうしよう。
- 子供が席に座らず、立ち上がったりした時、親はどんな態度をしたらいいの
- 親の方が緊張してしまい、子供の足を引っぱってしまうのではないか。
上記のようなお悩みを抱えているあなた、心配しないでください!
面接を完璧に終えた方など、いないからです。
今回は未知の世界でもある、小学校受験における面接試験について詳しくお話していきます。
また、面接にむけてお子様の長所、短所を見つける方法についてもご紹介しますね。
目次
なぜ小学校受験では面接がおこなわれるのか?
小学校受験ではペーパー試験、行動観察、絵画など様々な試験がおこなわれますが、どうして面接もおこなわれるのでしょうか。
園の運動会や学芸会を見て頂くとわかる通り、練習をすれば皆、同じようにできるようになっています。
ペーパー試験においても同様で、練習してきた子達なら同じようにできていることが予想されます。
年長さんの子供たちの集団で、レベルを見極めるというのは至難の業です。
そこで、小学校側としては、その子供の育った背景を知り、ご両親の思いが、学校側の方針に合っているのか、子供と学校の相性がいいかどうかを確認するために、面接をしたいのです。
小学校受験の面接のスタイル
小学校受験における面接では(両)親のみ、子供のみとわかれて行われる面接と、子供と親が同伴の親子面接とがあります。
2. 夫婦で共通認識を持っていること。
3. もし、二人そろって面接に臨むなら、お父さんが回答の中心になること、お母さんはとなりでうなずくことで同調すること
4. 暗記した答えを話さないで、自分の言葉で発すること
5. うそはつかないこと
2. 子供がいつもと違う行動をとってもがっかりした顔をしないこと
3. 親のみの場合と共通
2. ○○です。ます。で答えられるようにしておくこと
3. 子供らしくあればよし、とすること
4.待っている時の姿勢やお友達に手を振ったりちょっかいを出したりしないように伝えておくこと
小学校受験の面接でうまく答えられるように準備しておくこと
先ほど暗記しないで回答するようにお伝えしましたが、どうしたら小学校受験の面接でうまく答えられるのか考えていきましょう。
まずはお子さんが受験する小学校について、学校のイメージを持っておくことが大切です。学校のパンフレットや、学校の紹介動画など、今は様々な情報を入手することができます。
例えば、ご自身のマンションや自宅を購入する際、一度も見学しないで購入する方はいないと思います。少なくとも、資料を請求したり、実際に見に行ったりしているはずです。
我が子が長い時間を過ごす小学校ですから、お子さんが入学した後のイメージを膨らませてみてください。
良いイメージをもって小学校に通っている姿を想像すれば、自然とその学校へ入れさせたいという気持ちが生まれてくるのかと思います。
また、夫婦で共通認識を持っていることを挙げました。
今までどのように育ててきたのか。(のびのびと、元気になど)
今現在、我が子についてどのくらい自身をもって伝えられるのか。
この学校の理念について共感を持っているのでぜひ我が子を通学させたいのでお願いしたい、というような内容を夫婦で事前に話し合っておきたいところです。
うちの子は生まれた時から英才教育で厳しく育てています。
うちの子は天才です。など大げさな表現を使うことや、できないことを、できますとお子さんのことを過大評価して伝えないようにしましょう。
小学校受験を理解していない子供にどのように伝えるか
小学校受験の準備をするにあたって、子供は何で、こんな面倒なことをしなくてはいけないのか、受験すること自体が理解できない子もいるかもしれません。
幼稚園によってはお受験幼稚園とよばれる、小学校受験に対応するように工夫されているもありますが、ほとんどは小学校受験には対応していない、一般的な園かと思います。
小学校受験について認識してもらえるように、子供へのアプローチ方法についてお知らせしていきます。
お子さんにすてきな小学校を見つけたと伝える
以前お伝えしましたが、子供は、特別やすてきという言葉が大好きです。
それが特に特別なものでなくてもいいのです。
親が伝えるときに「すてき」と加えると、子供にとっては特別なもの、場所になるのです。
小学校はたくさんあって、近所の小学校もお友達がいっぱいいていいよね。でもお父さんはこの小学校がすてきだと思うからちょっとお父さんとお母さんと一緒に見学に行ってみる?
と、いうように遊園地にでも誘うのと同じ感覚で話しかけると、子供は「うん、いいよ。行ってみよう!」と気持ちにになります。
塾へ行きだす時も同じような感じで、始められるといいかと思います。
わこの長女はいまだに、幼児教室を塾だと思っていません。
あんなに泣いて親にとっては苦労の連続で大変だった場所なのに、本人は楽しいことを教えてもらえる特別な所だと言っています。
小学校の先生は優しいと伝える。中年の男の先生でも優しい人だということを覚えさせておく
小学校受験前の子供は幼稚園、保育園では優しい先生方、特に女性の先生と長い時間を過ごしているかと思います。
身近な男性といえば、お父さんとおじいちゃん、親戚のおじさんという限定的な男性としか交流がありません。
しかし、小学校受験では男性の先生も多く、面接官や試験官の先生も男性を多く見ることでしょう。
男の先生そして、少し強面の先生が来ただけで、固まってしまう子供もいます。
前もって、小学校には男の先生もいて、小学校は怖い場所ではないこと、すなわち小学校の先生もみんな優しい方たちだということも覚えさせておく必要があります。
また、小学校受験の面接では、おふざけしたりしなければ、自分の思ったことを言っていいからね、かっこよくしていたらお父さんもお母さんもうれしいよ。とあらかじめ伝えておくとと子供はリラックスできることでしょう。
うまくほめて、子供が自信をもって小学校受験の面接に臨むことができるように声掛けすることが大切です。
小学校受験準備で見つめなおす、我が子の長所と短所
小学校受験のために、我が子の長所を作ったり、参考書の真似をして無理やりうそのベストアンサーを仕立てる必要はありません。
この機会に、親が今までの子育て方法を見つめなおすことで我が子の長所と短所を見つけ出すことができますよ。
子供の長所は第三者からのコメントを参考に
幼稚園や保育園の先生から、我が子の様子を伝えられることもあるかと思います。
もしくは習い事の先生からお子さんについて褒められたコメントでもかまいません。
先入観なく、教えてもらえるからです。
へぇ、こんなことできるようになったのね。
こんな優しい一面、こんな力強い一面があったのね、と気づかされることでしょう。
ぜひとも家族以外の方からのコメントを参考にされることをおすすめします。
小学校受験の面接あるある、短所は長所の裏返し
我が子の短所を見つけるのは比較的簡単ですね。
日本では謙遜が美とされるため、自分、もしくは我が子については過小評価する傾向にあるからです。
しかし、小学校受験における短所とは、長所の裏返しを表現します。
しかし、塾の面接の振り返りの中で、それでは子育てお悩み相談になってしまい、面接において短所にはならないと指摘を受けたことがありました。
まったくその通りですね。これは面接あるあるです。
短所を長所に変えることが出来ていません。
うるさいという言葉を使うと短所です、でも活発という言葉なら長所に変えることができますね。
なかなか他のお友達と一緒に遊びたくても自分から声をかけられないことが多いのですが、折り紙が大好きで、一人で折り紙遊びをしていると、他のお友達が教えてほしいと寄ってきてくれるようで、折り紙をきっかけに他のお友達と話したり、たくさん遊んだりできる子です。
おとなしいという短所を別の切り口を入れることで、長所に見えるように表現しています。
まとめ
小学校受験をするにあたり、準備がたくさんある中で親が実際に関わるのが面接ですから、絶対に失敗はしたくないですよね。
でも大丈夫です。
ご自身のお子さんを信じて様々な視点から見つめなおし、長所、短所を見つけて、言葉を選ぶことで、自信をもって面接に臨むことができますよ。
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