小学校受験に役立つ体験と受験前に行ってはいけない場所

わこ
みなさまごきげんよう! 知育アドバイザーの わこです。

小学校受験の準備というと受験勉強、ひらがな、読み書き、計算練習などを思いがちです。

しかし、就学前の子供はお勉強といっても集中力は続かないですし、そもそも勉強とは何かわかっていないこともあります。

小学校受験では、その子供がどのように今まで過ごしてきたのかを確認されます。

今回は、机に向かうだけではなく、体験を通して知識をみにつける方法をお伝えしていきます。

 

小学校受験における重要テーマのひとつ、四季を体験で覚える方法

小学校受験で必ずと言っていいほど出題される四季についてです。

出題方法はペーパー試験で出されますので、繰り返しペーパーを解いて絵を覚えさせればいいかと考えがちです。

それは違います!

単なる問題、知識をとくために覚えるのではなく、子供との会話の中で四季を取り入れることが重要です。

私たちの住んでいる日本は四季が豊かな国です。

学校行事に力を入れている私学も多く、小学校受験では、四季の移り変わりを身に着けている家庭かどうかを見られる場面もあります。

また、自然への感謝の気持ちをもって生活しているか、生活の一部として実感しているかなどが問われるのです。

子供とコミュニケーションをとる中で自然や四季を感じることもできますし、子供は体験を通して感じ取った方が覚えることができます。

みなさん、子供の頃の冬の思い出は、雪だるまの塗り絵をしたことですか?それとも雪だるまを作ったことですか?

答えは一目瞭然、雪だるまを作ったことですね。

体験はいつまでも思い出として覚えていることが多いのです。

 

 

幼稚園、保育園の行事予定を見てよう

毎日忙しく過ごす中で、家庭内ですべての体験させたい、と思ってもなかなか出来ません。

そんな時はお子さんが通っている園の行事予定を見てみましょう。

家ではなかなかできないことを園の行事として体験できることが多いです。

男の子のいない家でこいのぼりを飾ることはできません。

また、女の子がいない家庭で、ひな祭りをお祝いすることも難しいことです。

しかし、園ではどちらも体験することが出来ます。

行事の後、お子さんが家に帰ってから振り返りのお話をしてあげましょう。

そうすることでお子さんの園での体験も貴重な思い出として記憶にためることが出来るのです。

その時に、ひな祭り、春の行事、ひし餅、ひし形、桃の花など関連する言葉をつかってお話することが重要です。

また、図書館でその行事に関する絵本や、紙芝居などを借りてきて読んであげれば、さらに深めることもできます。

豪華なひな人形を購入しなくても、折り紙ひな人形や、手作り屏風に和紙の柄の折り紙で張り付けてもかわいいお雛様ができますよ。

そこにある物を眺めるということより、自分で作成を体験したということでより思い出すきっかけになるかと思います。

 

公園で遊ぶ、お散歩しながら四季を感じる

日常から四季を感じることもできます。

何気なく歩いているだけでも、空を眺めれば、入道雲(夏)、いわし雲(秋)、など季節を感じることもできます。

街路樹があれば、紅葉や桜、鳥がいれば渡り鳥など、目で見て体感できることも多いです。

そして何といっても公園で遊ぶことです。

夏の暑い時期には熱中症や虫刺されなど、十分に配慮しなければなりませんが、外で学ぶことは多いです。

春の草花、木、カエルの卵、夏の虫、トンボの姿、秋の虫、紅葉、木の実、冬の木々の姿、霜柱、池の氷など観察することがいっぱいです。

実際に見ることで、ペーパーで出題されたときに体験という名の引き出しからぽっとひらめきが出てくるようになります。

知っている人!と質問された場合には、すぐに手を挙げることもできるようになります。

わこ家では、真夏以外は、特に冬は公園で遊ぶことを基本としています。

冬に外で遊ぶことによって、体が強くなり風邪をひきにくくなりました。

わこの長女は2年かかりましたが冬には逆上がりをコツコツ練習し、できるようになりました。

それぞれのご家庭でお子さんの体調に合わせて外遊びを実践されるといいかと思います。

 

小学校受験の練習として、緊張することをいくつか経験しておくとよい

大人であっても、初めての場所に行くときは緊張しますよね。それはお子さんも同じです。

しかも小学校受験の洋服を着て、ママが背後から「背筋を伸ばしていなさい!」と言われたら、わこが子供なら泣き出してしまいそうです。

受験当日に泣いてしまったらチェックされてしまいますので、そうならないために、いくつか緊張の場面を前もって体験しておくこともおすすめします。

お受験教室は確かに緊張しますが、見慣れた場所といつものお友達と先生と一緒です。

しかし受験当日は知らない先生と知らないお友達と一緒になります。

模擬試験で慣れておくことはもちろんですが、他の経験でも小学校受験に生かすことが出来ます。

 

小学校体験学習に参加する

小学校の入学説明会が大体5,6月から8月ころにかけて行われます。

その際、学校によって親は体育館で説明を聞く、その間に児童は小学校体験へ参加できる場合があります。

情報を入手できたら、ぜひ参加し、小学校受験の練習の一つとして活用することをおすすめします。

第一志望の小学校でしたら、説明会は何度も足を運ぶことです。

実際の面接で、何回参加したか聞かれることもありますよ。

お子さんも何度も同じ小学校に足を運ぶことで、受験当日には見慣れた風景になっていることでしょう。

場所見知りが一つ消えます。先生の顔も少しは覚えられたら、見慣れた先生となり、緊張がまた一つなくなります。

もし、第一希望でなかったとしても、体験をすることによりお子さんの経験値があがりますし、その小学校の雰囲気や先生の声掛けにより、お子さんにとって大好きな小学校になり、第一志望が変わることも考えられます。

何より、小学校は楽しい場所なんだ、そのために受験の練習をしているんだ、と子供にわかってもらう機会にもなりますね。

 

習い事の発表会などに出場してみる

習い事と小学校受験の両立についてはまた後日お話したいと思っていますが、年長の夏前までに発表会やコンクールがあれば、積極的に参加されることをおすすめします。

わこの娘たちはピアノの発表会に参加しています。

長女はもう慣れた様子で、むしろ肩をきって颯爽とステージに向かっていきます。

ピアノのスキルはというと・・・それほどでもないのですが、堂々とした姿に毎年驚かされています。

これも、何度か経験したからこそだと思います。

次女も、もじもじしながら行きますが、ステージに立つと諦め半分か、堂々と童謡を歌っていました。

緊張しても、できる!できた!という達成感を味わうことが出来るようです。

他の発表会では、あるお子さんは緊張のあまり、泣き出してしまい、総監督先生から、もう今日は出られませんと言い渡されていました。

また、みんなに声掛けする役を命じられた、お子さんはチック症状(目がぱちぱちしてしまう)が出てしまい、声掛けに頭がいっぱいで本編を忘れてしまったため声掛け役を変更されていました。

子供にとって初めてのことはやはり心の中で重圧を感じることもあり、どこで糸が切れてしまうかわかりません。

たくさんの緊張を経験することにより、どんな場面でも自分の精一杯の力を発揮できるようになります。

 

小学校受験直前は要注意、行ってはいけない所

様々な体験をすることで、子供はより知識が豊富になることをお話してきました。

しかし、それがあだとなる場合もありますので要注意です。

特に小学校受験直前には立ち寄りしてはいけない場所があるのでお伝えしておきます。

あくまでのわこの経験からのお話ですので、あなたの参考になれば幸いです。

 

受験直前に行ってはいけない場所① ファーストフード店

世の中の子供みんなが大好きな場所ですね。

おもちゃ付きでいつもとは違うわくわくしたセットを食べてから遊ぶことが出来る場所です。

でも、小学校受験直前は特に注意して行動したほうがいいでしょう。

特に私立小学校はいまだに昔ながらの考えがよしとされるためです。

「好きな食べ物は何ですか?」

という質問がよくあります。

受験直前にファーストフードを体験している場合にはもれなく、

「○○セットです!!!」と子供が即答することが想像できますよね。

決して悪いことではないですが、できたら

「好きな食べ物はお母さんが作った肉じゃがです。」の方が理想的です。

そのためには小学校受験直前はなるべく頑張ってお家でごはんを食べたほうがいいこともご理解いただけたかと思います。

 

受験直前に行ってはいけない場所➁ ゲームセンター

ゲームセンターもお子さんが大好きな場所の一つかと思います。

クレーンゲームを楽しんだり、コインゲームでコインを集めたりと飽きない場所です。

しかし、ここも小学校受験直前には立ち入らない方がいいでしょう。

「好きな遊びはなんですか?」 「お休みの日は何をして遊びますか?」

と聞かれたときに、ゲームセンターに行っているのを思い出すと・・・

「好きな遊びはクレーンゲームで、休みの日にはゲームセンターに行きます。」

という回答がでてきてしまいます。

これも楽しいひと時であることは間違いないのですが、理想的な回答ではありません。

「お休みの日には、お父さんと公園でサッカーをしています。」

の方が健康的で子供らしい回答となりますね。

実際に公園に行っていないのに嘘をつかせるわけにはいきませんので、インドア派のご家庭も何とか頑張っていただき、受験直前には公園へ足を運びましょう。

 

まとめ

子供の行動や言葉は正直です。

実際に体験、体感することで発言や回答にも自信がつきます。

親は環境を与えることはできるのですから、できるだけ整えてあげたいところです。

地域や、時期によってなかなか出来ないこともあるかもしれませんが、今回お知らせした中で、一つでもいいのであなたが出来そうなことから取り組んでいただけたらと思います。

 

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