小学校受験と言っても、では何から始めたらいいの?
と途方にくれてしまいますよね。
今回はおおまかなスケジュールについてお知らせしていきます。
今、あなたがどの時期にいるのか確認し、前倒しして準備できること、遅れがちな準備は何かを参考にしていただければと思います。
目次
小学校受験、年長のスケジュール
5月~ 7月 学校見学会、説明会
6月~ 9月 願書配布、写真撮影
9月~ 10月 写真撮影、願書提出(出願)
10月~11月 私立小学校考査
11月~12月 国公立小学校考査
12月~ 2月 私立小学校2次、3次募集
新1年生の生活が落ち着いた5月頃から次年度の考査に向けたスケジュールが始まります。
志望校のスケジュールと照らし合わせながら調整しましょう。
年長の夏までに準備すること
年長の小学校受験の夏まではだいたいの受験する小学校をしぼりながら受験準備をする期間となります。
オープンスクール、学校見学会、説明会に参加することはもちろん、運動会で幼児の参加できるプログラムを用意している小学校や、運動会を見学できるように設定している小学校もあります。
行事参加についてはほとんどが予約制ですので、事前のチェックと予約を忘れずにしましょう。
オンライン開催の小学校も増えていますので、情報収集はこまめに行いましょう。
これから本格始動する前に、家族でよく話し合い、スケジュールを確認しておきましょう。
小学校に行くときの服装は?
近所の小学校へお祭りを見に行くのとは違い、受験校となりますのでできれば無難な格好で行っておきたいところです。
服装はカジュアルすぎることのないように調整して行きましょう。
ご両親は受験用スーツ(紺色)が無難です。
お父さんは濃いグレーの方もいます。
お子さんは、男の子は白シャツに半ズボン、女の子は半袖ワンピースなど、受験時に準ずる服装が無難です。
お教室に通われている場合には、お教室用の服で問題ありません。
幼稚園服がある場合には制服で来ている方も見られます。
また、その小学校に制服がある場合がほとんどかと思いますが、制服に似た服装でもいいかと思います。
運動会への受験服で行くか、悩むところですね。
わこの経験上、二手に分かれますが、その小学校に兄弟姉妹がすでに通っている場合には、家族として入場するのでカジュアルで参加している方が多いです。
初めての受験の場合には、両親は黒、紺系統、子供は白ポロシャツという方が多いです。
ぜひ参考になさってください。
年長の9月から10月は小学校受験の最終確認
年長の秋、9月から10月にはいよいよ小学校受験の最終確認をする時期となります。
願書提出、写真撮影と受験用の洋服の準備、サイズ、女の子は髪型をどのようにするか最終チェックを行います。
秋は、保育園、幼稚園の行事が多くある時期です。体調管理には十分気を付けて過ごしましょう。
受験時期は子供の心と体調を一番に考慮することが大切です。
お子さんに受験を意識させる時期
小学校へ足を運び、実際の小学生を見ることにより、お子さんは刺激を受け、より小学校生活に興味が出てくると思います。受験日に近づいてきますので、よりお子さんに受験を意識させる時期となります。
あなたも、こんな素敵な学校に通って、お兄さんお姉さんみたいなかっこいい小学生になれるよと言い聞かせることで日々の取り組みにも積極的にできるようになります。
親も同じように受験を意識して行動するように心がけることが大切です。
言動や素振りはその場しのぎではなく、日々の生活から気を付けるようにしましょう。
生活面では、ハンカチの使い方、ティッシュのあけ方など、一人でできるように練習しておきましょう。
スタジオ予約、洋服のサイズを再確認、着替えを繰り返し練習すること
願書提出時に写真が必要な場合が多いです。スタジオの予約は早めに入れておくことをおすすめします。
みなさん経験があるかと思いますが、幼児の撮影はご機嫌に左右されることがありますし、カメラマンとの相性もあります。
小学校受験用の撮影に慣れているスタジオを予約しましょう。
またどんな髪型で受験に臨むのか、気になって集中できないような点がないか細かくチェックする必要があります。
子供の成長は早く、お教室で着ていた受験服はサイズが合わなくなる場合もあります。
また大人がいいと思っているデザインでも、子供には着心地が悪い場合も、お気に入りの受験服で臨むことができるように準備しましょう。
着替えの練習を繰り返しすることも重要です。
受験当日、ボタンが出来ない、チャックが閉まらなくなったなど小さなことで、お子さんが泣いてしまうことのないように工夫しましょう。
わこの長女はチャックが閉まらなくなったと、試験当日の朝言い出し、あわててスプレーをかけて出かけました。
万が一、行く途中でやっぱりこの服は嫌だということも考え、もう一着余分に持って出かけました。
幼児がゆえ、何が起こるかわかりません。また、受験受付時間が早朝の場合には、急いて買い足すことはできません。
赤ちゃんの時、すべての着替えを持ち歩いていたのを思い出し、突然のハプニングにも落ち着いて対応できるように万全の体制で準備しておくと親も子も安心です。
小学校受験をする年長の10月から12月は私立、国公立考査本番
年長の10月から12月は私立、国公立考査本番の時期となり、いよいよ小学校受験の集大成です。
地域によってことなりますが、10月前後から私立受験が始まり、国立の受験は12月までかかります。
2次、3次募集を考えると年越す場合もあります。
この時期にはインフルエンザがはやる時期でもありますので、体調管理をしっかりし、万全の体制で受験期を過ごせるようにしましょう。
私立、その後国公立の考査
考査の時期はそれぞれの学校により異なりますが、一般的には、初めに私立、その後国公立小学校の考査という日程で行われるようです。
また、考査日程についても、午前、午後の二部方式、面接と筆記そのほかの試験の別日程など、受験する小学校により変わりますので、しっかりスケジュール管理をしましょう。
高校受験、大学受験のように、5校も6校も受験する方は少ないかと思いますが、子供に負担のないように、移動距離や体力が持つかなど、考慮してスケジュールを決めてください。
この時期には新しいことはせず、簡単な問題を中心に取り掛かり、私、僕は、できる!とお子さんに自信を持たせてあげることが重要です。
大人はできるだけ怒らないで済むように、大きな心でリラックスできるような雰囲気つくりに徹しましょう。
結果が出た時に子供に知らせるか
結果が出た時、親から子供にどのように知らせるか悩みますね。
合格した際には大喜びしてみんなでお祝いしていいでしょう。
しかしもし、不合格だった場合子供にどのように知らせるか、もしくは知らせないかは判断が分かれます。
もし何も知らせない場合には、お子さんも気になることでしょうし、同じ幼稚園、保育園で受験をしたお友達がいた場合には話題になることがあるかもしれません。
わこ家では受験前に、試験、合格、不合格について次のように教えておきました。
○○小学校で試験を受けるのは知っているかな?
この試験は本当はみんなに小学校に来てほしいのだけど、もしかしたら毎日来られない子もいるかもしれないから、先生たちがみんなからお話を聞いてみるんだって。
もし、先生たちが毎日来てほしいなぁと思ったら、一年生になったら来てねという手紙をくれるって。
小学校には毎日は来られないけれど、いつか遊びに来てほしいと思った子にはそういう手紙をくれるって。
今まであこがれていた小学校からもう来ないでと言われたら子供は悲しむだろうと思い、毎日は通えないけれど、いつか遊びに行ける(学園祭等)という余韻を残して伝えておきました。
結果を率直にわかる年齢ではないかもしれませんが、今後の小学校生活で受験で不合格だったというコンプレックスを持たないよう、気楽に伝えることが出来るといいかと思います。
親のコミュニティの中で会話になりそうだった場合には、うちはまだ他の学校を受験する予定だからと結果を先延ばしにして、お知らせしない方法があります。
あの家は合格した、あの家は不合格だった等のうわさをされるのを避けることができます。
わこは第一志望を他の小学校として親コミュニティではお知らせしていました。
しかも、それは隣の都道府県の小学校でした。
近隣都道府県の情報までは他のお母さんたちに聞かれることは少ないですし、たまたま小学校入学してから再会しても、悩んだけど子供が気に入っていたし、近いからやっぱりこの小学校にしたの、ということでお伝えすると結果については深く聞かれませんでしたよ。
まとめ
今回は小学校受験をする年長さんの大まかなスケジュールについてお伝えしました。
小学校受験の準備時期、考査本番の時期、その後まで親のフォローが大切です。
どんなに小さな子供でも、受験するということは少なからずプレッシャーやストレスを抱えて過ごすことになります。
出来るだけのびのびとした幼児期を過ごし、元気に希望する小学校に行けるように、親がスケジュール管理には気をつけて過ごしたいものです。
体調を整えて、心もすっきりした状態で受験日を迎えられるようできる限りの準備をしましょう。
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