小学校受験の準備は少なくても半年以上の長期戦となります。その間、習い事と両立はできるのか、お休みするべきか、考えてしまいますよね。
わこのもとにも以下のような相談が届いています。
- 習い事との両立で子供にどのくらい精神的な負担がかかっているのか
- 本当に好きで通っている習い事なのかわからない
- 習い事をやめることで小学校受験に不利になることはないか
お子さんの性格や習い事の特徴に合わせて確認し、負担のないように乗り切るようにしましょう。
今回は3つのパターンをもとに考えていきます。
目次
小学校受験準備と習い事を両立して乗り切るパターン
小学校受験の準備を始める前から、他の習い事を始めている方も多いですね。
この先、受験が終わるまで両立できるか不安に思うこともあるでしょう。
せっかく習い事に慣れてきたころに離れてしまうのは残念と思うこともありますし、その習い事が大好きで通っているという場合も多いと思います。
スケジュールの管理は親が大変にはなりますが、小学校受験と習い事を両立して乗り切ることは可能です。
どのように両立していくかコツをお知らせしますね。
受験と習い事の両立できる子供とは?
受験と習い事の両立に向いているのは、切り替えのできる子です。
受験のお教室ではきちんとするように理解していて、緊張もしているでしょう。
他の習い事へ行くのが子供にとってリラックスできる場合もあります。
その習い事が運動系や音楽系など、お受験の教室で習う分野と離れている場合には特に両立できる可能性があります。
お受験の準備を始めた段階で、両立できそうかどうか、お子さんの様子をよく見て疲れ具合なども考慮してみてください。
このままで両立できそうと感じたら、継続することもより親子共に成長できるチャンスだと思いますよ。
親の声がけが重要ポイント
習い事とお受験準備を両立するには、親の声がけが何より大事です。
という応援ワードを使って声がけします。
と乳児の時代に使っていた優しい言葉で声がけをします。
親が子供にすべてにおいてプレッシャーをかけるのではなく、楽しんでほしいという気持ちものせて言葉をかけてあげることが子供のモチベーション維持につながります。
小学校受験に集中し、習い事をお休みするパターン
思い切って習い事をお休みし、小学校受験準備に集中した方がいい場合もあります。
たくさんのことに興味があるおこさんは、色々と手を付けてしまいがちです。
しかし、どれも中途半端では取り組む意味がなくなってしまいます。
その場合には、受験に集中するために、一旦、他の習い事をお休みすることも考えます。
お子さん本人が納得の上、受験準備に集中できるように親が流れを作ってあげることが大切です。
思い切ってお休み、一つに集中した方がいい場合の子供の性格
受験準備に集中した方がいい子供の性格は、切り替えの難しく、あっちもこっちも興味の出てしまうお子さんです。
・あれもこれもやりたいけど、どれもうまくできないお子さんの場合
・初めは両立していたけれど、普段の生活やお受験準備の時間にイライラし始めたり、ストレスを感じているような今までない行動が出始めたりした場合
焦らずに一つにしぼって、集中して小学校受験の準備に取りかかった方が子供の行動も落ち着いてくることが多いです。
気分転換を大切に
お受験準備は常に緊張して取り組まなくてはなりません。
ここまで終わったら公園で遊ぶ、この日は受験教材を取り組まずに一日好きな遊びをしていい、など約束事を決めて、お子さんの気分転換をはかってあげましょう。
もともと、たくさんのことに興味があるお子さんですから、少しの時間でも公園へ出たらたくさんの刺激をもらえると思いますよ。
小学校受験は勉強した範囲で合否がでる試験ではありません。
今までの生活でどんな経験をしてきた子供かを見られる試験です。
習い事を少しの期間お休みしたからといって経験が激減するわけではありませんし、お休みした分の時間を使って自然にふれることや、体を動かして健康に過ごすなどに充てることができます。
決して後ろ向きな判断だとは思わずに、お子さんの性格に合わせて思い切って決断してくださいね。
多くの習い事がある場合、間引きして乗り切るパターン
多くの習い事に通っている場合には、親子で共倒れする前に、間引きして乗り切ることも考えましょう。
保育園児は土日に複数の習い事をこなし、幼稚園児は平日の夕方はほとんどお稽古という方も多いです。
小学校受験準備には頭はもちろん使うのですが、体力も気力もフル活用しなければなりません。
週末の休みなく、習い事で終わってしまうことや、平日全て予定があるという生活では家で休まる時間もなく、家族で過ごす時間も無くなってしまいます。
という回答か、
「お休みの日は、お父さんと公園でボール遊びをしています。」
という回答でどちらが子供らしいかお分かりいただけると思います。
どの習い事を残すか、子供と相談すること
たくさんの習い事をしている場合、どれも気に入っていて、何となく継続しているということもあるでしょう。
また、小さい頃から通っているのでお休みを言い出しにくいということも考えられます。
お子さんが本当に気に入っている習い事を決めてそれを残して継続する方法と、小学校受験準備では出てこない、音楽系、運動系を残すという方法もあります。
お子さんとよく話して、お休みする習い事を決めて、納得できる形でお受験準備を進めて頂くのがいいと思います。
習い事の先生にも失礼のないように事情を説明すること
習い事先には失礼のないように、事情を早めに相談し、いつ頃までお休みする予定かお知らせする必要があります。
個人の先生の場合にはなかなか言い出しにくいところですが、子供相手に教えているプロの先生ですから、納得して送り出してくださる方がほとんどですよ。
あまり気負わずに、気楽に相談したほうがいいかもしれません。
快くお休みを了解いただけた場合には、受験が終わって落ち着いたころにあいさつに行き、再開する時期を相談しましょう。
万が一、子供の興味が変わり、そのまま退会するようなことがあれば、その都度あいさつに行くようにしましょう。
まとめ
小学校受験と習い事の両立は大きな課題です。
よく考えると小学校受験は年長の秋から冬と決まっていますが、習い事はいつでもできますね。
あなたのお子さんの性格に合わせて、うまく両立できるか、習い事をお休みしたほうが効果的か、よく見極めて判断してくださいね。
まだ子供だけでは決められないことが多いですので、親のサポートはどうしても必須です。
小学校受験で持っている力を十分発揮できるようにうまく声がけしていただければきっとうまくいきますよ。
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