大学附属小学校を受験すれば大学までそのまま進学できるのか

わこ
みなさまごきげんよう!

知育アドバイザーの わこ です。

小学校受験をするにあたり、志望校の中には、ある大学の附属小学校である場合も多いことでしょう。

附属の小学校を考えている方たちからは以下のような悩みが多くよせられています。

・大学附属小学校を受験し、入学できた場合、大学までそのままいければ進学できるの?

・せっかく大学附属の小学校に入れたのに、中学、高校、大学とまた受験の苦労をさせたくない!

・大学附属の小学校に入学したのはいいが、進学を保証されていると安心して勉強をしない…

大学附属の小学校といっても様々なタイプがありますから詳しく見ていきましょう。

附属小学校に入学してからこんなはずじゃなかった、とならないように事前にチェックしておくことが大切です。

 

国立大学の附属小学校を受験する場合

国立大学の附属小学校の受験準備は私立の対策とさほど大きくは変わりありません。

対策の違いについてはこちらをご確認ください👇

国立大学は全国にあり、教育の研究機関という役割で大学附属小学校が設置されている場合が多いです。

指導カリキュラムは公立小学校と同様ですが、その他に研究機関としての特別な取り組みやトライアルがおこなわれます。

 

教育熱心な家庭の子供が主に受験するので、入学後も一定のレベル以上の学力が身につくことが期待できます。

 

国立大学の附属小学校に入学しても大学に行くには受験が必要

国立大学の附属小学校の場合、その大学に行ける保障はありません。

附属中学校、高校とある場合でも、その都度考査が実施されます。成績次第では中学、高校に上がれない可能性もあります。

免除されるといえば、面接がなくなることくらいです。

小学校に入学してからも安心することなく日々の勉強を継続することが大切です。

 

大学に行けないのに附属小学校を受験する意味はあるのか

幼児のうちに苦労して大学附属小学校を受験したのに、大学へエスカレーターでいけないなら、大学附属小学校へ通う意味がないのでは?と思う方もいらっしゃいます。

でも、よく考えてみてください!

今、小学校受験に関心をお持ちなのであれば、おそらくはお子さんに少しでもいい環境で教育を受けてほしいという思いがあるのだと推察します。

6年間という長い間、お子さんにより刺激のある環境で教育をうけてほしいと思うなら、国立大学の附属小学校はぜひ、チャレンジしていただきたいと思います。

よりよい環境を与えるのは親から子供へのプレゼントでもあるのです。

何より、学費が高額ではありませんし抽選で残念な結果になる場合もあります。

もし、通学範囲内に小学校があるなら、トライしてみる価値はあると思いますよ。

 

私立大学の附属小学校を受験する場合

私立大学の附属小学校を受験する場合、小学校に入学できたら、基本的には大学への道は一本出来たと考えていいでしょう。

学校によって内部進学率は異なりますので、しっかりと事前に調べておくことをお勧めします。

絶対全員が大学まで行ける!ということは誰も言えません。

長い学校生活で何が起こるか誰もわかりませんからね。

私立大学の附属小学校に合格したからと言って、そこで学びをストップすることなく、逆に、中学受験以上先を見据えた自宅学習を進めることをおすすめします。

 

附属学校と系列学校の違い

私立学校には附属と系列校があります。姉妹校という言葉もありますね。

附属学校と系列学校の違いをお知らせします。

附属学校

・大学が直接運営している

・小、中、高校と附属がある場合、同じ敷地内にあることも多い

・家族で言えば、直系。親子、兄弟のような立場

・生活態度や成績が内部進学基準に満たしていれば大学に推薦を受けることができる

・大学入試は形式上行われるが、面接のみのこともある

系列学校

・大学の名前はついているものの、小学校としての運営は独自の学校法人を設立している

・附属学校よりは遠い存在

・家族で言えばいとこ、親戚のような立場

・系列校推薦枠を多くとってあるので、希望する生徒は優先して大学に進む道はある

一番注意しなければならないのは、私たち親世代の時の情報は古いということです。

常に最新の情報を入手する必要があります。

 

内部進学についてしっかり調べること

お子さんが小学校の受験先を決める際に内部進学についてしっかりと確認しておいてください。

私立大学の附属小学校の場合でも、内部進学をほとんどしないという小学校もあります。

どうして、せっかく附属に入学したのに内部進学しないの??

という素朴な疑問を持たれるかもしれません。

小学校のうちはまだ目標も定まらないでしょうし、進路変更したい場合や、どうしても校風が合わないなど、さまざまな事情も出てきます。

私立小学校から公立へ転校するというのはあまり積極的ではないとみられますので、今では様々な特色のある私立小学校が出てきています。

・中学受験用の特訓カリキュラムが組まれている中受用の小学校
・附属の中学への進学の権利を持ちつつ、他の学校の受験に挑戦できる小学校

少子化の影響か、魅力的な制度を打ち出す小学校もあります。

候補となる小学校の特徴をよく研究し、お子さんに合う小学校が見つけられるといいですね。

 

まとめ

今回は、大学附属小学校を受験すれば大学までそのまま進学できるのか、についてお知らせしました。

国立大学の附属小学校と私立大学の附属小学校では進学システムが異なることがお分かりいただけたかと思います。

それぞれの学校によって、内部進学システムは異なりますので、ご自身のお子様の志望校がどのように設定されているのかを事前によくチェックしてくださいね。

エスカレーターで一貫教育を受けることは決して悪いことではないと、わこ は感じています。

みなさんも相性の合う学校とめぐりあえるといいですね。

ぜひ参考にしてみてください。

 

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