子供の言葉づかいはどうコントロールする?小学校受験でも活用できる見守り方法

わこ
みなさまごきげんよう! 知育アドバイザーの わこです。

小学校受験の準備をする中で、また日常生活においても子供の言動にはより気をつけて過ごしているご家庭が多いことと思います。

子供は親の知らぬ間に、たくさんの言葉を覚えてきます。

中には、どこでそんな言葉覚えちゃったの?もう使ってほしくないというような言葉もあるでしょう。

  • 「うるせー」
  • 「オレ」
  • 「おしり」
  • そして突然始まる意味不明な踊りも・・・

 

今回は、親がどのように子供の言葉づかいをコントロールしたらいいかについて対応方法を考えていきます。

 

子供はどうして悪い言葉を覚えてつかうのか?

子供は悪い言葉の意味を知らずに、おもしろおかしくつかっている場合もあります。

子供がおふざけし、大きな声を出すこともあるでしょう。

小学校受験の本番でそのような行動をしては、合格はできないのです。

子供はどうして注意されているのか理解していないことも多いのです。

小学校受験する子供であっても、教室や受験会場から外に出れば、5歳、6歳の幼児には変わりありません。

教室を出たとたんに、一斉に走り出してしまうような光景をよく目にします。

そして幼児教室には「廊下はみんなのものです、大声を出したり、走らないようにしましょう」という張り紙を見ることもあります。

 

子供を否定しないで成長を見守る

ママからの否定の声がけ
それはダメ。そんな言葉つかわないで!

そんなこと言うならゲーム買ってあげない。

今度また変な言葉言ったら鬼に来てもらうよ!

無視する・・・

子供の成長を見守る声掛け
あ、もうそんな言葉覚えてきたの?

その言葉は言っていい時と悪い時があるのを知っているかな?

そういう言葉をつかう○○のこと、ママは好きではないよ。きっとパパも好きではないと思うよ。

その言葉を聞いて、楽しいと思う人もいるかもしれないけど、いやな気持になる人が多いと思うよ。

自分が言われて嫌な言葉は、他の人も言われたくないんだよ。

大人からすると当然のことでも、子供にとっては変な言葉が何かのきっかけでかっこいい言葉に思えることもあるようです。

そこをうまく整理してあげて、いい言葉と悪い言葉を理解してもらえるようにするのが大人の役目です。

また子供は、一度覚えた悪い言葉はなかなか忘れません。

親がわざと言ってみせて、かっこ悪いということを認識してもらうのも一つの方法かと思います。

 

小学校受験の時には切り替えることを子供に覚えてもらう

悪い言葉やふざけたりしてしまっては小学校受験に合格することはできません。

小学校受験準備の期間、子供たちは多少なりとも緊張やストレスを感じていることでしょう。

緊張から逃れるために、受験なんて嫌だという思いからわざと態度や言葉に出す子供もまれにいます。

本番でそんなことになっては、今までの努力が実らないことになってしまいます。またお子さんにとっても達成感ではなく、逃げ出したという気持ちが残ってしまいます。

一時の感情に流されず、小学校受験の時はかっこいい姿で乗り切れるように準備する必要があります。

今はふざけてもいい時、今はきちんとすべき時という切り替えを教える必要があります。

お教室に入る時に、よく儀式をしている親子がいます。

お父さん、お母さんがお子さんの目をみつめて、手を握り、

「いってらっしゃい!」と言います。

お子さんは

「行ってまいります。」と言い、ハイタッチして入室していきます。

この儀式によって、子供は今からきちんとする時を認識しているのです。

よくいうスイッチを入れた状態ですね。

一回だけではなく、これを毎回、受験当日まで続けます。

もしあなたがお子さんの態度や言動でお困りでしたら、ぜひ試してみてください。

 

小学校受験世代の子供は好奇心旺盛、なんで、なんで攻撃にも優しく対応して!

忙しいお母さんに「なんで?なんで?」と大人にとっては小さなことを掘り下げてしつこく聞いてくるお子さんも多いことでしょう。

わこの子供たちは、わこが歯磨きしている最中に、髪結んでー、出納いれてーと容赦なしです。

また次女は、なんで?なんで?それで?としょうもないことを質問してきます。

そんなとき、みなさんはどのように答えていますか??

はいはい、また始まった・・・と冷たくあしらっていませんか?

うるさい、あっちいって、と大きな声になることもあるでしょう。

なるべく、大きな声を出さずに穏やかに・・と思っていてもなかなかそう簡単に対応できる懐の大きい親は少ないと思います。

 

親が子供の興味を受け入れることで、子供は小学校受験で落ち着いて臨むことができる

小学校受験においては特に落ち着いた行動を求められますので、日々のコミュニケーションの中で、特にお母さんはお子さんへの対応を丁寧にしてあげることが重要です。

子供は自分中心で動くので、お母さんが今忙しいのか、何しているのかなんて関係ありません。

「なんで?なんで?」攻撃は子供興味の表れなのです。

その興味や好奇心をあしらうことなく、受け止めてあげてください。

ただし、お母さんがとても忙しい時には、「ちょっと待ってね、このお皿洗いが終わったら聞いてあげるよ」と少し時間をもらいます。

それまでブロックしてもいいし、ちょっとだけなら知育に役立つゲームをして待ってもらってもいいかもしれません。

その後、お母さんは「待っていてくれてありがとう。それでなんだったっけ?」と片手間ではなく、時間の余裕のある時に対応します。

親が子供の要求をきちんと対応することで子供は安心して生活ができ、落ち着いた子供になります。

親の対応次第では、子供は心に悲しい思いが残り、逆にしつこくなり、厄介な行動をおこすことで自分に注目してもらおうという感情が生まれることもあります。

 

「なんで、なんで?」という子供に親から逆に質問する

子供が「なんで、なんで?」攻撃が続く場合、親も答えが見つからないことも多々あります。

そんなときには、これを使ってみてください。

逆質問!
○○はどうしてそう思うのかな?

そうすることで、子供の興味を膨らませることにつながります。

本や図鑑で調べたり、一緒に実験してみたり、体験することで小学校受験対策にも、生きていく上での知恵も身に付くのです。

子供の疑問にはなるべく答えるように努力が必要ですが、困った逆質問!

どうぞご活用ください。

子供の「なんで、なんで?」攻撃は、単純な疑問もあれば、とにかく親と話したい、という思いでコミュニケーションの一つと考えます。

うるさい!と全否定することなく、時間をおいて対応するなど、子供の気持ちを汲んであげることが大切です。

一人遊びできる子とできない子、不安になる必要はありません!小学校受験ではどちらも長所です

言葉づかいと同様に相談が多いのは、うちの子は一人で遊ぶことが出来ないことや、お友達がいないと行動が起こせないという相談です。

以前お伝えしました通り、一人遊びが多い=短所ではありません。

また一人遊びしている間の子供は集中力が高いということも言えます。

一人遊びができる子=落ち着いている子
ということが出来ます。
お友達がいないと行動ができない子=短所ではありません。
お友達がいないと行動ができない子=みんなと遊べる社交性、協調性のある子
ということが出来ます。

一人で遊ぶ理由を客観的に見てみる

それでも、一人遊びしかしないお子さんがいる場合、小学校受験ではグループ行動もあることから不安になることもあるでしょう。

そんな時は、どうして一人遊びをしているのか客観的に観察してみてください。

もしかしたら、お子さんはなわとびが苦手だから、みんなで外に行きたくないのかもしれません。

もしかしたら、興味のあるお人形遊びが途中だったから、一人で最後までお人形をしまいたかったのかもしれません。

○○ちゃん、もしかしてなわとび苦手なの?一緒に練習しようか?

お人形の片づけ手伝いしようか?

とアプローチするとみんなと遊ぶきっかけになるかもしれませんよ。

決して親が、「片付けしなさい!」「勉強しなさい!」「本読みなさい!」と言わないことです。

一緒に片付けしてあげる、見守りをしましょう。

子供が片付けや勉強しているとなりでスマートフォンをいじっていたら何もかも台無しです。

本を子供に読んでもらいたかったら親も本を読むところを見せることです。

大好きな身近な人が本を読んで静かに過ごしていたら、子供も隣で本を読もうと思うことでしょう。

 

小学校受験ではほかのお子さんと比べる必要はない

あの子はこれができるのに、うちの子はできない・・・なんて悩みも常にあることでしょう。

他の家庭のお子さんと比べることもあるでしょうし、兄弟、姉妹の中で比べることもあるでしょう、

比べれば比べるほど、不安になってしまいます。

小学校受験という人生初ともいえる試験においては親が不安になることも十分理解できます。

他の子供と比べないで!
比べることではなく、できることを見つけてあげてください。

小学校に入学してからも、子供は何かに比べたくなるものです。他の子は絵が上手、字が上手、走るのが早い、学校にいつも一番に到着しているなど・・

全部できる子なんていません。親だってパーフェクトな親はいないのですから。

他のことの違いを認め、ご自身のお子さんは何が得意か、何が好きかをほめてあげることで自信をもって行動できるようになります。

まとめ

小学校受験の時だけは、きちんとした言葉をつかって、かっこよく終わってほしいと願う親は多いことでしょう。

本番にきちんと臨むためには、日々の積み重ねが重要です。

特に子供は普段の行動が如実に表れてしまいます。

小学校受験の当日だけできればいいと思わず、普段から声掛け、心がけしていきましょう。

ご自身のお子さんの特性を把握し、小学校受験までにうまく仕上げてあげるのも親の役目だということもお分かりいただけたと思います。

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