小学校受験に役立つペーパー以外のスキルを簡単にみにつける方法について

わこ
みなさまごきげんよう! 知育アドバイザーの わこです。

小学校受験の勉強といったらまず、家庭ではペーパーを何度もこなさないといけないと思いがちです。

子供の背の高さくらいまでのペーパーをこなせば、難関校に合格できるなどという都市伝説のような話を聞いたこともあります。

確かにペーパーは、ザお勉強という感じもありますし、書店でも小学校受験用のテキストもあり、手っ取り早く取り組むことができる分野です。

小学校受験ではペーパー以外にもいくつかの試験が実施され、ペーパーの結果を重視するわけではないのです。

そして、ペーパーができるようになるには、その他で補う必要のある感覚も身につけなくてはなりません!

じゃあ、どうしたらいいの?

ということで、今回はペーパー試験以外のスキルをみにつける方法を取り上げたいと思います。

 

小学校受験準備でも大活躍、折り紙

現代でも折り紙は幼稚園や保育園でも使用することがあるかと思います。

みなさんの家庭には折り紙はありますか?

折り紙は決して昔の遊びものではありません。

「紙を折る」その感覚が、子供にとっては新鮮で、かつ集中力が必要なことです。

またその子の性格によっては

きれいに折りたい!

○○の形を折りたい!

もっと難しい作品に挑戦したい‼

など、目標を立てて取り組むこともできます。

以前、子供をおとなしく待たせる間にはゲームも有効な手段だとお伝えしましたが、わこは実際に子供にゲームを与え始めたのは長女が小学校に入学してからでした。

それまでは常にバックの中に折り紙を忍ばせておき、「ちょっとこれでかわいいの折って、あとで見せてね!」

と、折り紙を渡していました。

そうすると、真剣に静かに取り組んでいましたよ。

 

折り紙から学ぶ図形の感覚

子供はその時、その時で折っていくので一つ一つ丁寧に順序良く折ることが出来ます。

一つ一つ順序をみながら折ることで、図形の感覚を養うのにも役に立ちます。

大人になってから、みなさんは折り紙に取り組んだことはありますか?

大人は完成を見てから折り紙を折ろうとするのでなかなかうまくできないことがあるのです。

わこはあまり手先が起用ではないのでツルだけは折れますが他は苦労します。

なぜ、ツルだけできるのか?

それはツルは手順がたくさんあり、一つ一つを丁寧にこなす必要があるからです。

はじめから完成形を作ろうとしたら失敗してしまいます。

はじめは真四角、長四角にする、三角に折るなど、図形の基礎がつまっていますね。

ちなみに小学校受験では正方形のことを真四角、長方形のことを長四角と言われます。

手先を使うことで刺激にもなりますし、いいことばかりです。

困ることといったら大量の作品をどこに保管するかといううれしい悲鳴といったところでしょうか。

スケッチブックに張り付けしたり、折り紙で動物園を作るなど、時間があれば二次的な作品にも取り組むのもいいかもしれません。

わこの長女は一年生の夏休みの自由工作は折り紙で動物園を作っていましたよ。

みなさんもぜひお試しください。

 

本番にも折り紙を持参

何度か折り紙を作ると、子供でも折り方をみなくても一つの作ることが出来るようになります。

模擬試験や、小学校受験当日、親子控室で折り紙をしながら待つこともできますよ。

受験する小学校によっては持ち物に規制がある場合もありますので、事前説明会や塾の相談会なのであらかじめ確認するのも一つの方法です。

わこの経験上、絵本、小さな図鑑、折り紙、あやとりなど一人で静かに待つことが出来るようみなさん工夫されていました。

塗り絵は普段の生活でしたらいいと思いますが、個人的には小学校受験に持参するのは遠慮くださいという印象です。

小さなメモ帳にお絵描きならいいかもしれませんが、イスのみで机なしの親子控室がほとんどですので、子供は描きにくいと思います。

逆に乗り物に長時間乗る時は塗り絵やお絵描きが大活躍します。

その時によって持参する物を分けるといいかもしれません。

わこの長女は小学校受験当時、得意な作品はふうせんと手裏剣でした。

待ち時間にフーフーと息を入れて、ふうせんがふくれたと喜んでいました。(わこは息の音や、できあがった折り紙のふうせんを前に投げてしまわないかひやひやでしたが・・・)

本人はそれにより、リラックスできた様で、試験教室に呼ばれても緊張することなくスムーズに先生についていくことが出来ました。

 

小学校受験で役に立つスキル、運動とは?

小学校受験では運動という試験が実施されることもあります。

運動っていったいどんなことをして、何を見られるのでしょうか?

そのために体操教室に行く必要があるのでしょうか?

よくある質問です。

小学校受験における、運動の試験に役立つ方法をお知らせしていきたいと思います。

 

運動のテストでは失敗してもくじけないこと!

小学校受験においてどんな運動のテストが実施され、どこを見られているのかいくつか例を挙げます。

実施される内容の一例
前半:スキップして線まで行く、三回手をたたいてボールを一回バウンスさせる。
後半:戻る時はけんけんぱ、線まで着いたらおしまい

大人でも忘れてしまいそうな内容ですね。

一度先生が見本を見せてくれることが多いです。

ただ、待っている間に他のお友達の行動を見ますので、混乱してしまわないように先生の見本を覚えておく必要があります。

平均台や階段を使用することもありますので、落下しないように注意です。

どんなことを見ているのか?
先生の指示通りに体育すわりで待てるか。

名前を呼ばれたらこたえられるか。

スキップ、3回ジャンプ、けんけんなど先生の指示通りにできるか。

失敗しても最後まであきらめずに一生懸命取り組むことができるか。

失敗したお友達を見て笑ったり、指さしたりしないか。

出来た、できないというよりは態度や静かに待っていられるかをチェックされていると考えてください。

 

運動テストの為に教室に通う必要はあるのか

今まで経験したことがないテスト内容だった方もいたかもしれません。

わこも全く知らない世界でしたので、初めは驚きました。

ただ幸か不幸か、わこの長女は母から離れることができず、初めはわこも教室内に入って後ろで見ていたので、あーこういうテストがあるのか、と認識することができました。

またわこの長女の保育園では運動の時間があり、週一回は外部から運動教室の先生が来て教えてくださっていました。

大きな声であいさつして運動の時間を始めること、最後はお礼で終わることなど、とてもありがたいことでした。

あなたのお子さんが通っている園や塾で、運動の時間があるなら、そつなくこなせる内容だとは思います。

もし、経験が全くないというようでしたら、短期講座でもいいので一度は流れをつかむうえでも教室に参加されることをおすすめします。

小学校によっては、事前の入学説明会の間に子供と親は別れて子供たちはこのような運動遊びを経験しながら待っていることもあります。

情報収集されて参加できるといい経験になると思いますよ。

 

小学校受験でも入学後にも役にたつ、図鑑で調べるという行動

小学校受験の準備をする中で、もしくは日常の生活で疑問を持つことは素晴らしいことです。

それをお父さんやお母さんに質問して、解決するのは子供にとって一番のコミュニケーションとなっていることでしょう。

年中から年長さんになると、活発になり外で遊ぶことも増えてきます。

また遠足で動物園や植物園に出向くことも多くなります。

そんな時、持参、もしくは振り返りで自宅に準備していただきたいのは図鑑です。

わからないことは親もしくは先生に聞くという解決方法より、一歩前進し、自分で調べるという行動を教えてあげると、子供の好奇心をかきたて、より探求心をやしなうことができます。

小学校入学後でも、調べることが身についていると、辞書引きも早くなります。

わこ家には姉の子供達(すでに成人と大学生)のおさがりの図鑑がまだ活躍しています。

そのほかには、ファストフード店の付録の小さな図鑑や、保育園で配られた、はるなつ図鑑、あきふゆ図鑑という小冊子もあります。

 

図鑑で同じものを探す

わこ家はマンションなのですが、廊下やベランダに虫が来客します。

得体のしれない虫を見つけたら、図鑑で同じ虫を探します。

あーこれだね。毒はないね。

など写真をみて楽しみます。

また、公園に行くときにも小さな図鑑を持ち歩き、虫や植物を見つけては同じものがないか探します。

子供にとっては図鑑と言っても写真付き絵本というような感覚で、見るだけでも楽しいようです。

秋にはビニール袋を忍ばせて置き、どんぐり拾いに夢中になります。

どうしてか、子供はどんぐり拾いが好きですよね。

自然に触れることで、現代ではなかなか感じられない四季を学び、それは小学校受験の季節の勉強にもなります。

この時期にはこんなお花が咲く、この時期にはこんな虫がいるなど、そのまま試験に出る内容が実体験で身に着けることが出来ます。

 

動物にふれることを体験する

都会の生活をしている場合には、子供は動物は動物園にいるものだと思っているそうです。

それは不自然であることを教えないといけないですね。

動物園に行く機会があったら、小さな図鑑を持参して、説明が書いてあるところと同じ動物が図鑑にいないかをチェックします。

そうすると本来の姿や、どこの国から来たのかなどを学ぶことが出来ます。

最近は動物と触れ合いタイムなどを設けている場所もあるようですので、アレルギーがないようでしたらぜひ体験することをおすすめします。

また、小学校受験では動物は人の役に立つ家畜とその他という分け方をしますので、お子さんと話しながら動物を見るのもおすすめです。

なかなか、実際に行くことが出来ない場合、映像を通して同じような体験ができる場合もあるので、さがしてみるといいと思いますよ。

 

まとめ

小学校受験するならペーパー対策をみっちりしなくちゃ、と思いがちですが、それ以外にも準備できることがたくさんあります。

今回あげた例は、勉強というよりは体験が多かったですので、お子さんにとっては取り組み安い内容です。

ペーパーやりたくない時期もいつかは来るので、そんな時にはぜひ思い出して、取り組んでみてください。

子供の頃に得た貴重な体験は心の成長も助けます。

受験、受験で焦ってしまわずに、視点を変えて、お子さんと一緒に色々な体験をされると楽しく取り組むことが出来ると思いますよ。

 

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