うそをつく子、いじわるをする子は小学校受験に向かないの?

わこ
みなさまごきげんよう! 知育アドバイザーの わこです。

小学校受験を挑戦させてみたいと思うお父さん、お母さんからよくある質問です。

・うちの子はワークが大好きで一つ上の学年のワークに取り組んでいます
・問題もよく理解して間違いなく回答することが出来ます
・でも頭の回転がいいのでよくウソをついて自分の間違いを認めないのです
小学校受験は子供らしさも見られると聞きますが、うそをつく我が子は受験に向いていないでしょうか?

もともと頭の回転の速い子供は確かに、いますね。

その回転の良さをうまく利用して、小学校受験準備に誘導できるように考えてみましょう。

 

うそをつく子供は小学校受験に向いていないのか

うそをつくのが日常になってしまっている子は小学校受験に向いていないのか、心配になってしまいますね。

普段の生活で

「トイレ行ったの?」と聞くと「うん」と嘘をつく…!

このようなお子さんの小さな嘘、日常でよくありませんか?

このまま嘘をつくくせがついたり、大きなうそをつき通したりるんじゃないか…と心配になってしまうパパ、ままさんも多いはずです。

今回はわこと一緒にそんなお子さんのうそへの対応方法をお伝えしていきます。

 

男の子のウソと女の子のウソ

男の子はわりと単純なウソが多く、誰が見てもわかりやすい見え見えのウソをつくことが多い傾向にあります。

一方、女の子のウソはストーリーも作られている子も多く、なかなかうまくできているウソもあります。

そもそもウソをつくのは自分をよく見せたいという思いからつくわけで、自分が一番間違っていることをしっているはずです。

 

いいウソと悪いウソがある

ついてもいいウソ、と悪いウソもあるということ、冗談では済まされないこともあるということを親がしっかりと伝える必要があります。

ウソが原因で他人に迷惑をかけるということは絶対にしないよう、指導しつつ、家では軽いウソなら受け止めてあげて、それウソじゃないの?はい、ウソです。とすぐに答えられるようにしてあげた方が、子供にとってはなんでも話しやすくなります。

 

男の子のウソと女の子のウソ

うそをつく子供への対応方法について改めて考えます。

子供の性格も踏まえて、他人に迷惑をかける以外はうそはついてもいいことにします。

うそをついたらそのままにせず、うそをついたことを打ち明けられるような環境を作りましょう。

小学校受験生の生活は親子共に多少なりともストレスとなる部分もありますし、間違えた場合にそれを隠そうとウソをつくと、出来ることが限られてしまう子となってしまいます。

小学校受験までにしっかりと仕上げるために、ウソをついても素直にウソと認められるような雰囲気をつくり、ウソをついたことに対し、軽く叱ってあまり責めないようにした方が賢明です。

いいウソと悪いウソがあるということを子供に認識させる必要があります。

 

間違いを嫌うプライドの高い子供は小学校受験を乗り越えられる?

小学校受験準備には悩みのなさそうなお母さんからの相談です。

・間違いを嫌う、プライドの高い子供には小学校受験は乗り越えられるのでしょうか?

・”間違える”ことを嫌がる子に、「間違えることは悪いことじゃない」と教えるにはどうすれば良いでしょうか?

わこの長女もこのタイプの子供です。

わこもだいぶ試行錯誤して今でも長女との対応に気を付けています。

間違えを嫌う、プライドの高い子供が小学校受験を乗り切る方法を考えてみましょう。

 

間違いを嫌う気持ちを大切にする

間違いを嫌う子は、負けず嫌いで、自分に多少自信があるお子さんかと思います。

負けたくないという気持ちを大切にしてあげることと、間違ってもやり直しができることをゆっくりと教えてあげましょう。

お子さんがどのくらい納得しているかも気にしてあげる必要があります。

間違えたまま放っておくと、それはいつまでたってもわからないままとなってしまう、もしくは、自分が正しいと思い込んでいるため、何度も同じ間違いを繰り返すことになりがちです。

投げやりにならずに、正しい答えを認識されたうえで、もう一度やり直しで挑戦した時に、大きな、はなまるをあげると達成感がまし、そして知識も定着できることになります。

不正解を納得され、正解を教える、そして正解を納得させる努力をしてみてください。

不正解のまま放置しないことが大切です。

 

達成感を一緒に体感する

能力の高い子で失敗したくないというお子さんがいます。

そのような場合には達成感を親と一緒に問題に取り組むことで体感することが大切です。

一方的にワークを自力で取り組ませて、〇か×か、だけで親が結果を決めていませんか?

やらせるだけの一方通行ではなく、ヒントを与えながら一緒に取り組んでみてください。

お子さんの記憶にも「あ、あの時ママと取り組んだ問題に似ている!」とひらめきが起きることもあります。

また、失敗したくないという気持ちが先に出てしまうと本番で能力を発揮できないことになりかねません。

そんなお子さんには、幼い頃の作品や動画を見せるなどして、前よりこんなに出来るようになったね、と成長を自覚させて、自信を持たせてあげましょう。

また、パパやママもこんなことできなかったよ、と親の失敗例を教えてあげたら、お子さんの自信が芽生えるきっかけになります。

 

いじわるする子は小学校受験には向いていないの?

いじわるする子は小学校受験できるか心配というお悩みもよくあります。

よく、兄弟姉妹で物の取り合いをしていることもあるでしょう。

思いやりのある子に育ってほしいから小学校受験する、というご家庭も多く、いじわるする子は受験できないのではないかと思い込んでしまいます。

小学校入学前の幼児のいじわるについて考え、どのように小学校受験までに修正していくかを考えてみましょう。

 

年齢別に分けられるいじわる

年齢別に分けられるいじわるについて例をあげてみていきましょう。

3歳時のいじわるは自己中心的なために起こるいじわると言えます

「これ、かーしーてー。」

「だめよー。」

他の子を思いやる気持ちはまだありません。

そんな時は親子の会話でやり取りをしてみましょう。

ママ「かーしーてー」

子  「やーだーよー」

ママ 「終わったらかーしーてー」

子 「いーいーよー」

これを繰り返します。そうするとお友達とも自然にやり取りできるようになります。

お子さんと親だけでなく、パパとママの間でも家庭内でこの会話をしていると、自然にお子さんの耳に入り、行動できるようになります。

4、5歳児のいじわるは交渉術が加わります

「貸してよ」

「こっちならいいよ。でもこれはだめ。」

といった具合です。

6歳児以上ではお世話したいという思いも加わります

「かしてー」

「一緒に遊ぼうか?」

といった具合ですね。

思いやりが加わることで、いじわるな行動も減ってきます。

 

いじわるを小学校受験までに直す方法

お子さんのいじわるな行動で困っている場合、小学校受験までにどのように修正して直していくか方法を考えてみます。

小学校受験は5歳、6歳の時ですから、長い目で見守り、また家庭内での会話に気を付けて過ごしてください。

いまは幼児教材の絵本でも、こんな時どうしたらいいのかなと考えさせる場面も多数取り上げています。

また昔話や紙芝居からも学ぶことも出来ます。

日常生活の中に少しずつ取り入れて、お子さんの心の成長を見守りましょう。

 

いじわるする子への対応方法

いじわるする子への対応方法について考えます。

親子の会話を増やし、また両親の会話のやり取りも増やしていきましょう。

子供が会話を聞くことにより、自然に耳にすることで思いやりを身につけることが出来ます。

「ありがとう」、「はい、どうぞ」、「ありがとう」

この言葉は最低でも自然に出てくるようになるといいですね。

 

 まとめ

今回はうそをつく子、いじわるをする子、いじわるする子は小学校受験できるのか、について考えました。

親が働きかけることで、小学校受験までに素直に対応できる子に成長できます!

小学校受験は子供にとって初めての挑戦となります。

間違えてもいいので一つ一つ乗り越えることが出来れば、ゴールが見えてくることを教え親子で乗り切っていきましょう。

ぜひ参考になさってください。

 

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